下見

探し方から契約まで
次に下見です。まだ不動産屋に行きません。
これは内見ではなく、いまお住まいのところから引っ越し先がそれほど遠くない場合にしかできません。もし仕事帰りや車や電車でちょろっと行ける距離であれば、絶対に立地を確かめておくべきです。

現地へ行く

Webに掲載された物件には地図がついていて、今はほぼ正確な場所がわかるようになっています。これを元に、最も気になる物件をいくつか現地で確認します。
車で行く場合は、敷地内駐車場などにちゃんと車が停められるか確認しましょう。戸建て物件などは「敷地内駐車場あり無料」と書かれていながら、実際には小型自動車くらいしか停められない駐車場と呼ぶのもおこがましいものが非常に多いです。
夜に下見ができるのも良いです。アパートマンションなどは、昼間は不在で夜間に帰ってきた隣室の住人などが大音響でテレビや音楽をかけていることが容易に確認できます。
ゴミの集積場などが著しく離れているとか、近くの道路の交通状況が良くないとか、裏手がゴミ屋敷だとか、ドンキが近いとか、日当たり風通しが非常に悪いなど、マイナス点の確認をしておきます。こういったマイナス点が無い物件などないので、それらを並べて「妥協できるか」をよく考えるべきです。

確認するポイント

多くの場合、あまり重要視されないのですが「日当たり」と「風通し」の2つはお金を出して買えるなら買うべき要素です。この2つが欠けた物件はカビが大量発生し、年中薄暗く、悪くすると病気がちになってしまいます。物件選びで「風水」を信じる人はあながち間違いではなく、日当たりと風通しが良く、へんな病原菌が停滞しない建物を選ぶノウハウが根底にあります。
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