周辺環境

危ない物件

公園は夜の動物園

裏手が公園の場合は要注意です。
日中や秋冬はどうということはないのですが、夏場の夜になるとどっかからハエのように若者が湧いて、深夜2時3時に花火大会を始めます。周辺住民の通報が徹底していて、深夜は誰も近づけないようになっている公園もありますが、多くは野放しです。住む前に公園がなくても、裏手が空き地の場合、その土地の所有者が市町村の場合は、公園に改造される恐れがあります。
知人に裏手が公園という物件に住まわれている方がいるのですが、深夜に遊具が「キイ…キイ…」と揺れるといった現象も報告されています。

人工地震地帯

また線路や大通りが近いところも騒音がひどかったりします。特に平均速度が50kmを超える幹線道路が近くにあると、輸送トラックが高速で通過する度に家全体がガタガタと揺れ、気になる人は眠れなくなります。
線路が近いところは、思いの外夜遅くまで電車の走る騒音に悩まされ、電車が通過する振動でテレビの音すら聞こえなくなることがあります。その分、家賃等は安めに設定されていることが多いのですが、長く住むことを考えると、注意しなければなりません。
地下鉄等がないはずなのに、車などが通る度にひどく揺れる地域もあります。これは近くに暗渠があったり、もともと地盤があまり強くない地域かもしれません。道路歩挟んで向こう側は地盤が強いのに、こちら側は非常に弱いといった事例もあります。地盤の強弱を調査したマップを公開しているサイトがあります。

墓地の静けさ

裏手が墓地の場合、線香の臭いが部屋に漂って、年がら年中抹香臭い中生活することになりかねません。ただ、墓地の場合、線香が焚かれるのはお盆と納骨のときぐらいで、それ以外はだいたい静かなので、静けさを優先する人にとっては理想の環境でもあります。
心理的瑕疵物件と違って、そのうち慣れてしまいます。

周辺の環境から想定される生活上の問題とメリットの両方を考え、事前に把握しておいた方がよいでしょう。
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